1. HOME
  2. 読み物
  3. 【日本の催し】
  4. ミニチュアを愛する日

ミニチュアを愛する日

3月に入り、少しずつ春の暖かさを感じる頃となりました。

ところで、3月2日は何の日かご存知でしょうか?

3、2、3、2‥そう!「ミ(3)ニ(2)」という語呂合わせで、「ミニの日」なのです。

○ミニの日とは?

小さいものやミニチュアを愛そうという日で、「ミニチュアの日」と呼ぶ場合もあります。
平成13年(2001年)に、自動車「MINI」の輸入元であるBMW JAPANにより制定されました。

ミニ(mini)は「最少」を意味する「minimum」の略です。

ミニチュア(miniature)は「小さなもの」「小型のもの」の意味で、小型模型、縮尺模型などスケール(縮尺)に基づいて忠実に再現した模型の事を指します。

○ミニチュアの起源は?

ミニチュア造形の起源は、古代中国や古代日本の墳墓から副葬品として出土していた小さな土器であったとも言われています。その用途は不明ですが、実物の縮小版であるその小さな造形に霊力が宿る、という信仰は世界各国に残る伝説などにも見られ、副葬品のミニチュアにも、そのような信仰が関係しているのかもしれません。

○ミニチュアの歴史

ミニチュアの歴史はドールハウスの歴史ともいわれており、16世紀初め頃から、ヨーロッパの王室や貴族が自身の邸宅のミニチュアを制作させるようになりました。(当時の豪華なドールハウスは、持ち主の名声や地位を示すものでした。)

19世紀半ば以降はドールハウスが連続制作されるようになり、ヨーロッパの中流家庭や一般庶民の間にも広まり、その後世界中で愛されるようになりました。

現代でもその人気が衰えることはなく、ミニチュアクラフトやドールハウスの制作過程の動画が人気を集めていたり、家具や食品をミニチュア再現したカプセル・トイや玩具が世代を問わず多くのファンに愛されていますよね。

ミニの日には、ぜひ皆様も小さなものを愛でたり飾ったりと、その世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

おすすめ商品
四季の置き飾り-お花見-

関連記事