季節の移ろいと色
【季節の色】
秋冬の色と聞いてみなさんは何をイメージしますか?
秋なら紅葉の赤や黄色、茶色。
冬なら黒や雪景色の白などでしょうか。
そんな紅葉の赤も、鮮やかな赤から深みのある濃い赤へと移ろっていきます。
四季のある日本では、季節の移り変わりとともに風景の色が変わります。
春には桜色に染まり、夏には鮮やかな新緑、秋には紅葉、冬には雪景色。
古来より日本人はそんな季節の移ろいとともに繊細な色の違いを大切にしてきました。
【十二単】
平安時代、女性の装束でもあった十二単は、袿(うちぎ)と呼ばれる衣を重ねて着ますが、この組み合わせを「かさね色目」と呼び、季節によって色の組み合わせを楽しんでいたそうです。
色の組み合わせで季節を表すなんて、なんとも雅ですね。
【秋冬の色】
秋冬と言えばダークカラーが映える季節!
赤や茶色もいいですが、深い紫色も秋冬にはかかせない色です。
そんな秋冬にぴったり、ダークカラーのアクセサリーはシックで綺麗な色が大人カワイイのが特徴。
秋冬のコーディネートに季節の色を取り込んでみてはいかがでしょう。